【八潮市】本場のハラール料理が味わえるフードコートや珍しいアジア食品や調味料・スイーツが購入できる複合施設が3/4オープン!伺ってみました!
八潮駅の北口を出て駅前通りを市役所方面へ直進して徒歩でおよそ8分、首都高6号線をくぐった先にナショナルマート&ハラール屋台村八潮スタンが2023年3月3日(金)にオープンしたとのことで伺ってみました。事前にSNS等でお店の様子を拝見していたところ、3日、4日はセレモニー等で賑わっている様子でお忙しそうだったため5日(日)の訪問となりました。
立派な建物に入り口が2ヶ所ありました。向かって左がハラール屋台村 八潮スタン(フードコート)、右がハラールスーパーマーケット 八潮スタンの複合施設になっておりました。駐車場も完備されていてテラス席もありました。開店祝いのお花の数がたくさん寄せられていて、この日も取材やお祝いに訪れた関係者の出入りが多くみられました。期待の高さが伺えます。
こちらがフードコートのハラール屋台村 八潮スタンの入り口です。
入り口付近にはタッチパネル式の注文システムが設置されておりスムーズに注文ができるようになっておりました。
屋台村の中に入ると日本食、中華レストラン、マレーシアレストランに加えてチャレンジキッチンというお店が屋台風に並んでおりました。チャレンジキッチンが気になり、どういったお店なのか質問したところ、将来出店を目指す方への間借り店舗とのこと。面白い取り組みだと思いました。
屋台村の奥にはパキスタンスイーツ店があり、チャイ(紅茶)も注文できていわゆるカフェのようです。
フードコートは十分なスペースと席が用意されており、夕方に伺ったにもかかわらず多くのお客さんがいらっしゃいました。
今回は、チャイ(紅茶)とスイーツをいただきました。このスイーツ美味しそうだったのでいくつか注文したところ、パキスタン人スタッフさんに「とても甘いが大丈夫か?ひとつ食べて他はテイクアウトにしたらどうだ?」と聞かれたのですが、甘いものが好きなので「大丈夫」とそのまま受け取ってひと口で食べてみたところ驚くほど甘くて噛めずにむせそうになりました。私の様子に気づいた日本人スタッフさんが「これは世界一甘いスイーツで、1個を1時間かけて食べてください」と教わり納得。残りはテイクアウトにさせていただきました。
こちらがハラールスーパーマーケット 八潮スタンの入り口です。
パキスタンを中心にアジア各国の調味料やマトン、飲料、冷凍食品に加え日本製のパキスタン製品も取り扱っておりまるで海外にいるような気分でした。また奥の方では民族衣装の販売もしており、ムスリムのお祈りの際に着用する衣装などを扱っているそうです。
パンやドーナッツの販売していました。
冷蔵コーナーにはマトン、大容量の唐辛子、レモングラスなど日本のスーパーマーケットではなかなかお目にかかれない品物が販売していました。
調味料や香辛料の品揃えが豊富で料理ごとにパッケージされているのが印象的でした。
社長の味庵 ラムザン シディークさんです。28年前にパキスタンから来日され、かなりの親日家で10年前に日本に帰化したそうです。流暢な日本語と笑顔で今回の取材を快く受けてくださいました。実はシディークさんは東京タワーや羽田空港、新大久保といった場所にハラール料理店やマーケットを複数店舗経営されていて、ハラール料理やパキスタンからの輸入のビジネスでパキスタンではかなりの有名人なんだとか。取材中も日本やパキスタンのメディアからかなりの数の取材を受けていらっしゃいました。




